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著作権

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著作権法は、著作物ならびに実演、レコード、放送及び有線放送に関し、著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、文化の発展に寄与することを目的としています。
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。

著作権は、著作物の創作と同時に発生し、原則として、著作者の死後50年を経過するまでその権利が存続します。
したがって特許などのような、出願、審査、登録は必要ではありません。
しかし争いを未然に防いだり、著作者の権利を守ったり、ライセンス契約や権利の譲渡等をするなどの便宜上、創作年月日の登録や、第一発行年月日の登録、実名の登録、権利についての登録をすることができます。
著作権登録の管轄は、文部省の外郭である文化庁の管轄となっています。
また、コンピュータのプログラムの登録は、委託を受けて、ソフトウェア情報センター(SOFTIC)が窓口となっています。
プログラム、データベース、デジタルコンテンツなども保護の対象になります。
一方、特許や実用新案とは異なり、アイディアが保護されるわけではなく、表現が保護されるものです。

ソフトウェアの権利

著作権法では、「プログラム」は、「電子計算機を機能させて一の結果を得ることができるようにこれに対する指令を組み合わせたものとして表現したもの」と定義されています。

また、プログラムに関連の深い「データベース」については、「論文、数値、図形その他の情報の集合物であって、それらの情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの」と定義されています。

このように、ソフトウェア、プログラムは著作権の対象となるものですが、著作権は創作的表現について発生する権利です。単なる単一の命令のコードや、ごく当たり前のタグなどの記述、プログラム言語自体のような取り決め、単なる変数などには著作権はないとされています。

ソフトウェア特許
プログラムの機能的・技術的な特徴が、ハードウェアと協働して動作する新規なものであったり、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実現されるシステムである場合には、ソフトウェア特許、あるいはその一形態であるビジネスモデル特許となることがあります。

ノウハウ
技術上の秘密、ノウハウとして保護されるものもあります。秘密として管理されている情報であること、生産方法その他の事業活動に有用な情報であること、技術上の情報であること、が必要です。

その他の著作権
プログラムを利用してコンピュータや各種機器の画面などに表示される画像、アイコン、文字情報やこれらのレイアウトデザイン、音声などにも、創作的な表現があれば、著作権があります。

意匠権
物品のデザインを保護する意匠法では、アイコンなどは保護の対象とはなりません。
しかし携帯電話やPDAのメニューのように、「物品の液晶表示に表示される図形等が、その物品の成立性に照らして不可欠なもの」であって、「その物品の表示機能により表示されているもの」であって、「図形等が、変化する場合において、その変化の態様が特定したもの」であるときは、意匠権が成立する場合があります。

意匠法による画面デザインの保護については、現行制度では、下記の2つの要件を共に満たす画面デザインのみが意匠法の保護対象となっています。
(1)物品との一体性要件
物品を離れた画面デザイン(アイコン単体など)は、意匠法上の意匠には該当しない。
また、物品の表示部に表示される画像がその物品にあらかじめ記録された画像」である必要があり、あらかじめプリインストールされた画像であっても、物品から独立して創作・販売されるソフトウエア等をインストールすることで表示される画像は、意匠権では保護されません。
(2)機能・操作要件
さらに、「物品の機能を果たすために必要な表示を行う画像(表示画像)」、または「物品の機能を発揮できる状態にするための操作の用に供される画像(操作画像)」のいずれかである必要があります。
画面デザインのうち、意匠法で保護されるのは、特定の専用機向けに作成され該専用機にあらかじめ記録されたプログラムにより表示される画面デザインのみとなっています。

商標権
意匠法では保護されない画像、アイコン等であっても、通常のロゴマークの商標登録と同様に、商標法で保護されうるケースは多いものと考えられます。
まあ他当然、ソフトウェアの名称や、ロゴデザイン、サービス名称(たとえばウェブサイト名、ウェブサービス名など)は、商標であることが多いでしょう。

ドメイン名
ドメイン名は、インターネットうえの住所のようなものですが、ウェブサイトを識別したり広告したりするための表示のしかたなどによっては、商標として機能するものです。
また、不正使用については不正競争防止法により保護されます。

データベースの著作権

「データベース」は、著作権法では、「論文、数値、図形その他の情報の集合物であって、それらの情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したもの」と定義されています。<

このようにデータベースは著作権の対象となるものですが、著作権は創作的表現について発生する権利です。
したがって、データベースについては、データの取捨選択や体系的な構成に創作性があることが必要になりますが、コンピュータやウェブサーバー等で検索などに利用されるデータベースには、たいていの場合はなんらかの創作性があることが多いと思われます。

創作性のないデータベースについては、これを保護するべきとの考えもありますが、著作権法で保護されないデータベースや、データベース中の創作性のないデータに関しては、民法の一般原則や、それが営業秘密等であれば不正競争防止法などにより保護することになります。

データベースに著作権があるとしても、データベースに含まれる文章、画像などの著作物については、そうした個々のデータに創作性があれば、その著作物ごとに著作権があり、著作権者がいることになるケースも多いでしょう。

商品化権(マージャンダイジング・ライツ)

商品化権(マージャンダイジング・ライツ)とは、顧客吸引力のあるキャラクターなどの形状、肖像、名称などを商品化する権利をいいます。キャラクターなどには、テレビ、ラジオ、映画、ゲーム、漫画、小説などに登場する実在・架空の人物や動物、スポーツや音楽・演劇・演芸などに関する人物などが含まれます。

特に商品化権という権利が法律上あるわけではなく、デザインやネーミングなどが関係することが多いため、著作権法、意匠法、商標法や、不正競争防止法、民法などの法律で守られる権利について、商品化するキャラクター等に関する権利を総称しているといってもよいでしょう。

キャラクターなどに限らず、たとえばオリンピックのマークや大会などを利用する商品化、アート作品の複製による商品化、サインなどの筆跡の商品化など、広い意味で用いてよいと思います。
現実に、このような様々な商品化が行われていますので、それらをイメージしたほうが早いでしょう。

キャラクターの絵柄を商品化する場合には、著作権、著作隣接権、意匠権、商標権、その他の権利が関係してくることが多いものですが、これらを文房具として商品化する権利、印刷物として商品化する権利、広告として利用する権利、キャンペーンなCMに起用する権利などとして考えることができます。

当サイトで説明している各種の法律に基づく権利が複雑に関係しますので、一つ一つの権利処理について、ライセンス契約では規定しておくことが重要になります。
また、法律では明記されていない肖像権、パブリシティ権、その他のライセンスも関係することがありますので、契約による処理が大切になります。

Q&A

Q.イラストを描いたのですが、著作権を取得してもらえますか?

A.著作権は、創作をした時点で同時に創作した者に著作権が生じます。
登録などの手続きをすることによって権利が得られるものではありません。
権利者の登録や移転、第一発行年月日などの登録という制度はありますが、創作したことを証明できるものを保管しておくことが大切です。

Q.著作物は他の権利にはできないのですか?

A.たとえば、絵画やキャラクターなどのデザインを、具体的に量産できる工業製品や、手工業製品、あるいは手作りであっても同じものが量産可能なものであれば、その物品についての意匠登録を受けられる場合があります。
また、キャラクターなどが商品やサービスブランドを示す識別標識として機能するようなものであれば、ロゴマークなどと同じように、商標登録ができる場合があります。
コンピュータプログラムの表現は著作権で保護されますが、機能的・技術的な面から、特許が取得できる場合があります。

Q.クリエイターの支援として何かされているのですか?

クリエイターの方々の権利保護のご相談、実際の手続きを行います。
なお、著作物の売り込み活動、契約交渉等は行いませんが、契約等がほぼまとまった段階でのライセンス契約書作成の業務は行います。
その他、当サイト及び関連サイトにおいて、クリエイターの方のご紹介、ウェブサイトのご紹介をすることはご相談いただければ検討のうえ対応いたします。

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