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ファルージャ -2004年08月06日
イラクのファルージャの戦闘後、目の治療のため来日したイラク人の男児モハマド・ハイサム・サレハ君(10)についての報道が、ひと頃新聞を賑わした。
善意の賜物のような記事であったが、どうにも違和感があった。
ファルージャの戦闘では、日本人人質事件などもあって多数の死傷者が出たが、たまたま目の負傷だけで済んだのがモハマド君であったわけである。
その他の善良な住民であったイラク人についての報道がきちんとなされているのを目にしただろうか。
同盟国としてアメリカに逆らえず、やり切れない、もてあまし気味の罪悪感を晴らすために、たまたま一人のイラクの子供に対して善意を与えてお茶を濁しただけである。日本では、マスコミ報道は機能していない。
Posted at 15:19 | もの思う葦